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ポピュラー音楽と資本主義
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| ジャンル: | 本
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| セールスランク: | 37358 位
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| 発送可能時期: | 通常24時間以内に発送
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| 参考価格: | ¥ 1,890 (税込)
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苦心のあとが伺われる意欲的な作品.最近の全米チャートにも言及して欲しかった
東京芸術大学音楽学部音楽環境創造科の先生が書いた本。
授業で使われた資料をもとにしており、その意味では芸大の授業が読めたのは
うれしかったが、ご自身も書かれているように1冊の本にまとめるのに相当の苦
心のあとが伺われた。
具体的には元々はロックは反社会的な音楽であるといったルーツの話や、黒人音
楽、パンクやKLFの台頭あるいは最近はファミレスのように手軽でおいしくなっ
たと書かれているJ-POP,これらが押さえられているのだが、ポピュラー音楽と
資本主義は相反せずにむしろ時代と主に相乗作用を高まる、といった結論がボコ
っと途中で書かていたり、最後に博多の音楽事情について言及されていたりジャ
ンルにより筆の力にばらつきがあり、全体のバランスとしての違和感を感じた。
それだけポピュラー音楽について書こうとするのは難しいことなのかもしれない。
欲を言えば初めて買ったアルバムがPeter Framptonの「Comes Alive!」と書かれ
おり全米チャートを肌で知っている著者ならばこそ、最新の全米チャートについ
ても資本主義の観点から書いて欲しかった。
ただポピュラー音楽の分野の本は特定のジャンルやファンの視点で書かれたものば
かりでこの本のように落ち着いて書かれている作品は極めて少なく、その意味でも
著者の意欲は高く評価したい。
続編を強く望む。
いい意味で奇書
タイトルになっている第一章が素晴らしい。
その為だけに買っても損しないかも。
ポピュラー音楽がどう発展していったかを
化石になってるマルクス的視点で敢えて批評してます。
私も最初は「うわ・・・」と思ったけど
読み進めていくと納得。
成るほど。こういう視点もあったか。
近田春夫の「考えるヒット」とか
別冊宝島の「音楽誌が書かないJポップ批評」を仕方なく惰性で読んでいる
みたいな人だったら刺激的かと思います。
次はiPod以降をテーマにして一冊出して欲しいなぁ。この路線を読みたいです。
ポピュラー音楽研究の革命児
現在までのポピュラー音楽に関する学術本は、
ビートルズ好きなおじさんの懐古趣味という側面が否めないように思っていたが、
この本はそういった学術本たちとは一線を画している。
著者がまだ懐古趣味のおじさんの歳でないことも大いに影響しているであろうが、
比較的若く音楽好きな層にも受け入れられる本である。
もちろん全てのポピュラー音楽を概観しているというわけではない(そしてそんなことは不可能であろうが)ので、
この本さえ読めばポピュラー音楽の全てが理解できるということにはならないが、
しかし、音楽研究に抜け落ちがちな政治経済的な視点を提示するという、ある種の革命を毛利は起こしている。
単なる音楽好きも読んでおいて損はない一冊。
ポピュラー音楽研究者には必読の書。
せりか書房
音楽をまとう若者 グローバリゼーションと文化変容―音楽、ファッション、労働からみる世界 (世界思想ゼミナール) ポピュラー音楽とアカデミズム 聴衆をつくる―音楽批評の解体文法 アドルノ、複製技術へのまなざし―〈知覚〉のアクチュアリティ
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